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〔オーディオについて バッテリー〕
雑誌『STEREO』5月号に書いたDACの記事。実は取材で
はもっと話があって、今いろいろと考えているところ。そして、自
分の車のカーオーディオ。これまた、ヤケになったり気を持ち直し
たりして紆余曲折の最中なのだけれど、いよいよヘッドユニットそ
の他を購入して新しく作りはじめたいなぁ、と強く思っている。た
だ、思うようにならないことがあってグジグジなのは自分でも嫌に
なっちまうね。それにデジタル領域で音をいじる、というところが
ホームの話と重複して、考えあぐねている日にゃあ、始まるものも
始まらないでしょう。
そこでバッテリーを買ってきました。ホームでも車でも電源は大
事。とりあえずここを攻めよう、という魂胆です。カーオーディオ
の基本のひとつ、バッテリー。
以前のモービル・エレクトロニクス・ショーで僕が取材を担当し
たブースのひとつが、オデッセイというバッテリーを入れる輸入代
理店だった。そこで聴き比べのセットがあって、バッテリーで駆動
されているオーディオ(スピーカーはディナウディオのホーム用だ
った)を、オデッセイのものと、それ以外の(見た目にはどのブラ ン
ドかわからないが、隠してある箱の一部をぐっと指で広げると何で
あるか一目瞭然の)バッテリーを切り換えられるようになっている も
ので聞かせてもらった。幕張メッセの、割合うるさい中でもその差
は歴然とするぐらい違ってオデッセイの方が良かったのだ。
ではそのオデッセイのバッテリーはどこが凄かったか。ドライタ
イプであるという点は今やいろいろと出てきているし、その比較用
のブラインド・バッテリーもドライタイプだった。湿式でなくドラ
イタイプのバッテリーは内部インピーダンスが低く、エンジン始動
用としてコールド・クランキングの性能が高い。また、放電してし
まっても300回くらい復活する、という点でも湿式とは比較にな
らない耐久性を持っている。そしてこのドライバッテリーのパフォ
ーマンスは同時にアンプに対しての電流供給という意味でかなり有
利だ。特に低音を出す場合に十分な電流を供給できるため、まるで
アンプの出力を倍にしたくらいの駆動力を与えることができる。
そして、その比較試聴の時のオデッセイのバッテリー。実は小型
のものを3つ並列につないであるタイプのものだったのだ。値段は
相当高かったが、音質的にはその価値を感じた。その時「いつか、
このタイプで行こう」と幼なごころに(いや、もう十分におっさん
でしたが)思ったのだ。
で、今回オデッセイを購入したかと言うと違いますね。たしかそ
れって、15万円くらいするんじゃなかったかな。まあ15万円で
アンプの出力が倍になると思えば高くはないんだろうけど、別の方法
を考えた。
要するにこの話のキモは、ドライ・タイプのバッテリーを2個並
列にするれば、電流供給のインピーダンスを半分にできる、3個並
列にすれば3分の1にできる、つまり瞬間的に必要なたくさんの電
流量を流せる、というように文系のわたくしは思ったわけです。そ
してそれは湿式1個と比べりゃあ、圧倒的に違うはずだぞ、と。
で、ドライ・タイプのバッテリー、まったく同じものを2個買っ
てきました。ちなみにブランドは、そのオデッセイのブースで聴き
比べ用に使われていたものです。あまのじゃくというわけではなく
て、それ自体定評のある、いい製品だと思っているからですね。そ
れに数が出ているということは、値段を下げる要因になるし。
さあ、これをどこに搭載するか。フッフッフッフ。その話はまた
の機会に(って紙芝居じゃないんだから期待持たせてどうする)。
いや、またいろいろと可能性を考えだしてしまって、もう作業が始
まりやしない。
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